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PC録音に必要なもの2

オーディオ・インターフェイス

 パソコンに音声信号を取り込むための機材です、ここですでに最終的な音質が決定されるといって良いくらい重要な機材です。おそらく多くの人が最終的な形をCD-RかMDにすると思いますがそれを上回る性能(ハイレゾリューション)の製品が当たり前に発売されています。大変良いことだと思いますが、落とし穴もあってCDの規格に変換するときに「情報が失われる」可能性があります。(意図しない音質になってしまう)これはプロの間での苦心するところでエンジニアの個性が出てくるところだそうです。


 最初から生のドラムをマルチトラックのレコーディングでやりたいなら最低8チャンネルの入力が必要でしょうが、MIDI楽器を多く使うのでしたら2チャンネル(ステレオ)でも可能です。MIDIのIN,OUTと2チャンネルのオーディオ入力があれば最初はOKでしょう。ただし、MIDIシーケンサーを使う場合同期(シンクロ)の問題が立ちはだかることになります(笑)これはちょっと手間かかります。ソフトごとに設定画面が違うし・・・ブツブツ・・。取り説と仲良くしましょう。


 正直いってPCIカードの接続は面倒です。音質の面からも不利な点が多くお勧めできません、IEEE1394接続の外付けがベストではないでしょうか。もうひとつ重要なポイントがASIO2.0(アジオ)規格に対応していることです。あまり低価格だと対応していないものも有るようです、多くのソフトが対応していますし、重ね取りを必要とする自宅録音の場合、再生音とこれから録音する音のタイミングがずれる(レイテンシーが大きい)と、どうにもなりませんのでこの規格に適合していることが必要です。独自の規格でクリアしているメーカーも当然ありますが高価ですしソフトも限られてきます。 


 フェンダー、ギブソンその他オールドギターの多くがパッシブ・ピックアップで1kΩクラスのハイ・インピーダンスになっています。ですからラインレベルのインプットしかないと直接繋ぐわけにはいきません。ダイレクトボックスなんかも必要になります。・・・このへんは他でもう少し詳しく説明したほうが良いのかな?

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